間違いだらけの初対面

物置部屋で探しものをしてる途中、目に留まったファイル。中学生の時に使っていたものだ。

中を開くと1枚の青い紙。「間違いだらけの初対面」というタイトルの詩が印刷されている。作者名はない。
小学校だったか中学校だったか、授業で配られたこの詩がとても好きで大切に取っておいたのだった。

もっと読みたい!そう思って
それを配ってくれた先生に尋ねても、その後高校の国語の先生に尋ねても、さらに大学に入り、インターネットで調べてみても、やはり作者はわからなかった。

いつの間にかそれを目にする機会は減っていき、気にかけることもなくなっていった。
そして今日、ある人のブログと検索エンジンのおかげで十数年越しの疑問に答えが見つかった。

その詩は放送作家でありプロデューサーであり作詞家でもある、有名なあの人が書いたものだと知った。納得する気持ちとともに、多くの人がこの詩を目にしていたことにがっかりした。

自分だけの大切な宝物だと思っていたものが、そうではなかった寂しさにちょっと凹みつつ、青春時代に買い集めていた本の中に、氏の著書が少なからずあった事実にちょっと笑った。

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